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展示資料10 新改 明和武鑑 刊本 16.0×11.4cm 明和元(1764)年 解説 武鑑とは江戸時代に民間の書肆が刊行した、大名家及び幕府役人の氏名、官位、家紋、石高など様々な情報を掲載した実用名鑑であり、 江戸見物の際のガイドブックとしても利用されたものである。 近世前期には約30もの板元が出版に関わったが、江戸では元禄期以降、安定した武鑑刊行を見せた 須原屋(すはらや)茂兵衛により販売を独占された。 ここでは田沼意次(1719-1788)・意知(おきとも)(1749-1784)父子を取りあげたが、姓や本国、系図の他、 江戸上屋敷の場所や家督・叙位任官の時期、石高・居城地など多くの項目が記されている。 また、家紋や江戸市中での行列道具である槍印、大名火消の纏(まとい)や火消同心の羽織なども図入りで描かれている。 トップに戻る トップに戻る
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