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展示資料14 袖玉武鑑 刊本 6.9×16.2cm 天保10(1839)年 解説 享保4(1719)年から慶応3(1867)年まで、須原屋により継続して出版された幕府役人に関する情報を記した、 展示資料13と対になる小型武鑑である。老中のなかに、天保の改革を断行した水野越前守 (忠邦)(1794-1851)の名が見える。 水野氏の家紋は水野沢潟(おもだか)(立ち沢潟に水)と言われるもので、池や沢に自生する沢潟と呼ばれる 水草が描かれている。沢潟はその花の形が矢尻に似ていることから、戦いにおける勝利を連想させ、 「勝ち草」とも呼ばれ、武家にとって大変縁起の良いものとされていた。 トップに戻る トップに戻る
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