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展示資料4 日記 竪帳 23.0×16.7cm 安政7(1860)年1月〜文久3(1863)年12月 解説 二条家の家政を統括する役割を担っていた御役所作成の日記。 御役所は、侍席・御用人・叙位御医師・御用人格の上位家臣により構成される。 安政7(1860)年の「日記」では、毎日当番1名と加番数人で勤務し、日によっては宿番も加わったようである。 二条家当主と家臣との接見、家臣が季節行事や神事へ参加し寺社に献上をしている様子などが記録されている。 維新後の二条家東京移住以降も、「御別邸役所日記」として書き継がれている。 「日記」には数多くの年中行事についての記載が見られるが、文久3(1863)年7月7日条には、 七夕の次第や調進物等が絵入りで記されている。 七夕は宮中行事として平安時代頃から始まったとされる。 展示部分に「梶の葉七枚」「芋の露」などとあるが、宮中では芋の露ですった墨で梶の葉に和歌を書き供えたという。 トップに戻る トップに戻る
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