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展示資料23 増補再板京大絵図(乾)北山ヨリ南三条迠 地図 93.0×125.0cm 寛保元(1741)年(延享3(1746)年) 解説 林氏吉永は、江戸時代半ば京都洛中洛外を南北に二分した乾坤二舗からなる本図を刊行した。 展示資料はこのうちの乾図であり、三条通を境界とし京の町の北半分を描いている。 坤図には「寛保元年」とあるが、二条城の北にある京都所司代に寛保2(1742)年6月に同職に任命される「牧野備後守」の名が見られるなど齟齬があり、 地図研究家の湯口誠一氏は本図と同じものを寛保2・3年板と比定している。 「新撰増補京大絵図」(1686年初版)など従前の林氏図は観光情報に力点が置かれ、 縮尺の乱れが激しかったが、本図ではそれらは修正されており、 坤図の武家屋敷情報に遺漏がみられるものの観光情報を充実させつつ実際の街並みに近付けた精度の高い都市図となった。 以後、観光図は小型化し、記載情報もより丁寧になり利便性が高まっていくが、洛中部分は本図が基とされることもあった。 トップに戻る トップに戻る
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