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展示資料10 御側日記 竪帳 縦22.7㎝×横15.6㎝ 慶応4(1868)年1月~7月 解説 本資料は、摂家のひとつである二条家において作成された御側席の日記である。二条家当主への来客や御役所からの廻達の写などを、当番にあたる御側席の家臣が毎日記録していったものである。 鳥羽・伏見の戦いで敗走した旧幕府軍を親征することを名目に実施された大坂行幸に関する記載も処々に書き留められており、二条家にとっても大きな出来事であったことが想像できる。開披部分は、明治天皇(1852-1912)が行在所到着翌日の慶応4年3月26日に、天保山において海軍を天覧する予定となっていることについての記載である。日本における観艦式の起源とされるこの時の天覧には、薩摩藩の三邦丸など6隻とフランス軍艦が参加している。 トップに戻る トップに戻る
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