文学部古文書室展示会
資料番号
史料名
形態
法量
時代
11
御親征行幸中行在所日誌 第一 
巻本
縦22.5㎝×横392.6㎝
慶応4(1868)年3月25日
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御親征行幸中行在所日誌 第一 解説

展示資料11
 御親征行幸中行在所日誌 第一 巻本 縦22.5㎝×横392.6㎝ 慶応4(1868)年3月25日


解説

 御親征行幸とは、既に述べた大坂行幸のことである。慶応4年3月21日に御所を発し、49日間に及ぶ行幸であった。本資料は、その行程を記した日誌の一部を書き写したものであり、3月25日に北御堂(本願寺津村別院、資料では西本願寺と表記、現大阪府大阪市)を行在所とした際、そこに至るまでの行列順が記されている。
 下野高徳藩の戸田大和守(忠至)(1809-1883)を先達に、展示資料12において先陣の最初に記されている近江水口藩の加藤能登守(明実)(1848-1906)が率いた。明治天皇の乗る神輿は葱華輦であり、前後を三条大納言(実美)(1837-1891)と中山前大納言(忠能)(1809-1888)が固めている。
 北御堂への移動の際には、石清水八幡宮と難宗寺(現大阪府守口市)に宿泊した。また、到着翌日の3月26日には天保山沖の海軍を御親閲する予定であることが記されている。
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御親征行幸中行在所日誌 第一






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御親征行幸中行在所日誌 第一

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