文学部古文書室展示会
資料番号
史料名
形態
法量
時代
27
往来之事(心願に付伊勢太神宮参詣)
一紙
縦16.4㎝×横29.7㎝
嘉永元(1848)年12月
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往来之事(心願に付伊勢太神宮参詣) 解説

展示資料27
 往来之事(心願に付伊勢太神宮参詣) 一紙 縦16.4㎝×横29.7㎝ 嘉永元(1848)年12月


解説

 武蔵国葛飾郡樋籠村(幕領:現埼玉県春日部市樋籠)百姓亥右衛門が伊勢神宮参詣に赴くにあたり、名主の又太夫が作成した通行手形の写し。遅くなってしまった時の止宿の便宜や、病気の時の施薬などを行き先の町村に対して依頼するとともに、本人が死亡した際はその土地のやり方で適宜処分をし、ついでの折りに連絡を求めたもの。本資料は、発給者である名主の黒印や亥右衛門の年齢を欠き、一部修正の入っている草案である。
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往来之事(心願に付伊勢太神宮参詣)

展示資料27 往来之事(心願に付伊勢太神宮参詣)

        往来之事
       斉藤嘉太夫御代官所
       武州葛飾郡樋籠村
           百姓
             亥右衛門
             当申 何才
右之者儀此度心願ニ付伊勢
太神宮参詣ニ罷越候間止宿等
取後難儀致候節ハ壱夜之宿御貸
可被下且又万一病気之節ハ御薬用被下
万一病死等仕候節ハ其御宿村之
御作汰を以御取斗被下幸便之節
御沙汰可被下候以上

         樋籠村
嘉永元年申十二月 名主 又太夫

      在町宿村
      御役人中



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