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展示資料20 日光御法會國役春夫雇内大坂夫雇内琉球人國役川々國役御傳馬買立祭礼割合帳 横帳 縦12.4p×横34.7p 天保14(1843)年閏9月 天保14(1843)年に相模国愛甲郡半原村(神奈川県愛甲郡愛川町半原)下組が負担した、日光法会・琉球人国役・川々国役の国役金、春夫・大坂夫(労働課役)、伝馬・祭礼の負担金の割当を記録した帳簿。 冒頭に高一石あたりに課せられる国役金と、家並一軒あたりに課せられる祭祀関係の税が記録されている。この年一石あたりに課された国役金は、日光法会22文1分、春夫17文7分7厘、大坂夫27文3分、琉球人国役16文8分、川々国役33文4分、伝馬210文5分であり、個別負担の記録に着目すると、琉球人国役を日光国役・大坂夫と合算している事例が多い。また、個別の名前の上には徴収を確認した形跡が見られ、個別の国役負担割当を定めてから実際に徴収するまで、本資料が使用されていた様子がうかがえる。 なお、本資料で記載される「日光御法会」は、天保14年4月17日に行われた12代将軍徳川家慶(1793−1853)の日光東照宮参拝を指しており、これが将軍による最後の日光社参となった。 トップに戻る トップに戻る
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