文学部古文書室展示会
資料番号
史料名
形態
法量
時代
23
蝦夷地御用ニ付御書付写
竪帳
縦25.8p×横16.5p
寛政11(1799)年2月
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蝦夷地御用ニ付御書付写 解説

展示資料23
 蝦夷地御用ニ付御書付写 竪帳 縦25.8p×横16.5p 寛政11(1799)年2月

  本資料は、寛政11年1月の蝦夷地直轄化に伴い、翌月に老中松平伊豆守信明(1763−1817)より御用掛である書院番頭松平信濃守忠明(1765−1805)らに示された書付の写しで、上野国那波郡宮子村(群馬県伊勢崎市宮子町)で作成されたものである。書付には、未開である蝦夷地のアイヌに教育を施して日本の風俗に帰順させる一方で、和人による不当な交易等を是正し外国の支配に下らないようにする等、直轄地化後の蝦夷地における行政上の留意点が記されている。
  書付を受領した松平信濃守忠明は、同年春には蝦夷地取締御用掛筆頭として東蝦夷地に向かい、アイヌの保護、道路の開削、樺太東西海岸の探査等を指揮した。展示資料27の原作者である村上島之允(1760−1808)は、松平忠明の探査に随行しており、忠明が年内に帰府した後も蝦夷地に留まった。


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蝦夷地御用ニ付御書付写




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