1896年（明治29）3月20日、東京市日本橋区（現・東京都中央区）に生まれる。1918年、慶應義塾大学理財科を卒業。同助手に着任。1922年〜1925年、ヨーロッパ留学。1923年よりケンブリッジ大学キングスコレッジに在籍。1925年、慶應義塾大学経済学部教授。経済学博士。1944年〜1958年、慶應義塾大学附属図書館長。1950年、日本学士院会員。1960年（昭和35）6月22日、永眠。64歳。
　学位論文『英国資本主義の成立過程』（1937年、同年有斐閣より出版）。著作：『徳川時代の経済思想』（日本評論社、1939年）、『五人組帳の研究』（有斐閣、1943年）、『村明細帳の研究』（有斐閣、1949年）他多数。
　1930年に社会経済史学会、1950年に地方史研究協議会の発足に携わる。1949年、国立史料館（現・国文学研究資料館）の設立に尽力した。