文学部古文書室展示会
資料番号
史料名
形態
法量
時代
5
覚(朝鮮人御入用国役金並御賄人足賃請取に付)
一紙
縦29.7㎝×横12.4㎝
酉年2月30日
知る 読む 見る


展示会のホームへ













































覚(朝鮮人御入用国役金並御賄人足賃請取に付) 解説

展示資料5
 覚(朝鮮人御入用国役金並御賄人足賃請取に付) 一紙 縦29.7㎝×横12.4㎝  酉年2月30日

  村々に賦課された「朝鮮人御入用国役金」「朝鮮人御賄人足賃」の受取証文。武蔵国足立郡染谷村(埼玉県大宮市染谷)の数右衛門組から納められ、幕府の直轄地である天領の代官渡辺半十郎(生没年不詳)の配下、手代の神尾左平次が受領し、名主宛てに証文を提出している。「永」は中世以来使用されてきた中国渡来の「永楽銭」の頭文字をとったもので、江戸幕府が貨幣制度を整えた際、金1両=永楽銭1貫文(1000文)と定めたことから、永楽銭の使用が禁止されたのちも、計算上用いられていた。


トップに戻る













































覚(朝鮮人御入用国役金並御賄人足賃請取に付)

       覚
   一、永百七拾三<(黒印)>文九分  染谷村
      本永壱分 包分銀   数右衛門組
右者朝鮮人御入用國[国]役金受取申候、以上、
           渡邊半十郎手代
   酉二月丗日      神尾左平次(黒印)
               右名主中


トップに戻る













































覚(朝鮮人御入用国役金並御賄人足賃請取に付)

展示画像一覧


トップに戻る